2012年11月14日

薬物について(補遺)

 前回の薬物の記事で紹介しきれなかった事柄があるので、補足をさせていただきます。

【向精神薬のネット販売】
 前回の記事でリタリンのうつ適用が削除されて大変困ったということを書きましたが、実はその後ネットでリタリンを販売しているサイトを見つけて、何回かサイトの運営者とメールのやりとりをしたことがあります。何回メールのやりとりをしても相手の言っていることは全く要領を得ませんでしたが、あまりにリタリンが欲しかったため金を指定口座に振り込みました。「騙されても仕方がない」と諦め半分でしたが、金を振り込んだ翌日、そのサイトは綺麗に消滅していました。本当に騙されてしまいました。金額はたったの8000円ですが、この程度のお金を騙し取っただけでサイトを閉じたのは、その運営者がよほどの危険にさらされていたのか、今となってはわかりませんが、私の認識が甘かったのは確かです。
 このような違法サイトは最近あまり見かけなくなりましたが、2007年頃はかなり存在していたと記憶しています。そしてリタリンは別として、売っている薬のほとんどは心療内科・精神科へ行けば簡単に処方してもらえるようなものばかりでした。なんでリスクを背負って法外な金額を払ってまで普通の向精神薬を買う人がいるのかわかりませんでしたが、やはり精神科系の病院で薬を処方してもらうのが嫌な人がまだいるようです。おそらくそういう人たちは遊び半分に向精神薬を使いたいのでしょう。

【砂糖】
 こういうと意外に思う人が多いかと思いますが、砂糖は広義の意味で麻薬です。法律で規制されていないだけです。
 まず第一点、砂糖は強烈な身体的・精神的依存性を有します。つまり砂糖をを含んだ食べ物はすべて、人を中毒にする危険をはらんでいるのです。この考え方は多くの人が否定しがたいものでしょう。痩せたいのに砂糖をやめられない人が多いからです。私がサラリーマンをしているとき、毎日大変なストレスにさらされ、気がついたらデスクにチョコレートを入れてよく食べていました。砂糖を口に入れたときの安心感がなんともいえないからです。しかしその結果私は体重が100kgを超えてしまいました。身長は175cmしかないので関取並みです。サラリーマンをやめた後この体型をなんとかしたいと思いながら、なかなか砂糖を断ち切れませんでした。何ヶ月もの苦闘の末、ようやく砂糖を完全に断ち切った結果、体重は標準体重の65kgに戻りました。もちろんダイエットには運動もかなりしましたが、砂糖を断ち切ったことに非常に大きな意味があります。私は生まれつき食べることがあまり好きではなく、グルメと呼ばれる人の行動が全く理解できませんが、それでも砂糖を断つのに苦労しました。食べるのが好きな人はなおさら大変でしょう。砂糖を断ち切らなければ、いくらテレビでやっている楽なダイエットをしたって無駄です。
 第二点目に砂糖の継続摂取は、おおよそ考えられるすべての病気の原因であることが明らかになっていることです。本人に自覚がないまま心身を蝕むという点で、砂糖はアルコール以上に危ないドラッグと言えます。特に糖尿病になってしまうと、もう治らない上、死ぬまで永遠に治療を受け続けなければなりません。私がたばこを吸っていると嫌味なことを露骨に言う人がいますが、そういう人に限って肥満体です。そもそも砂糖は歴史上のどこかで作られた調味料であり、人体には必要なく、米や野菜に含まれている糖分で充分なのです。だから砂糖のような嗜好品も禁止すればいいのです。まあ、現実的には無理でしょうが。

砂糖は煙草やアルコール並みに有害!? 専門家らが砂糖摂取の年齢制限などを主張

【麻薬と戦争】
 映画『犬神家の一族』の中で金田一耕助が弁護士の古館に、なぜ犬神製薬は日清・日露などの戦争の後規模を拡大しているのか、と聞くシーンがあります。それに対して古舘は「ケシだよ」と答えます。犬神左兵衛翁はケシに精通していて、戦争のたびに軍部が買い取った、ということを古舘は答えます。
 この映画を例に持ち出すまでもなく、麻薬と戦争は切っても切れない関係にあります。
 その要因の一つが戦費の調達です。アヘン戦争のような露骨な麻薬抗争もありますが、日中戦争中、軍部が中国大陸でアヘンを売って戦費獲得をしていたのは有名な話です。日中戦争は日中阿片戦争とも言われます。日本だけでなくどこの国も多かれ少なかれ同じようなことをしていたのでしょう。
 もう一つの要因が負傷兵に対して麻酔として使われていたことです。特にモルヒネが普及し始めて、まだその中毒性がきちんと認識されていなかった頃の戦争、南北戦争、クリミア戦争、普仏戦争などでは戦傷者にモルヒネ依存者が多数出て「兵隊病」と言われたそうです。またベトナム戦争では戦場のなかにケシの密造地帯が含まれていたため、ヘロイン中毒の米兵が多数出たそうです。

 日常生活で何も問題がなければ、誰も薬物なんかに手を出しません。世の中が苦痛に満ちているからこそ、いろんな種類の薬物が私たちの生活に入り込んでくるのだと思います。したがって人類が存続していく限り、危険な薬物もまた私たちの身近にあり続けるはずです。


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posted by つばさ at 01:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 随筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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